整理・整頓・片付けとは?普段の生活で意識する、たった4つのこと

整理・整頓・片付けとは?普段の生活で意識する、たった4つのこと片付け

整理・整頓・片付け。

よく使う言葉ですが、「それぞれの言葉の意味・違いは?」と聞かれると説明できますか?

この言葉の意味・違いを理解すると、快適な生活空間を作り出すために「何を・どうしたらよいか」ということがわかりやすくなります。

片付けが苦手な人は、労力は最小限に抑えたいですよね?

ここでは、それぞれの言葉の意味を確認し、それらをどのようにして快適な生活空間の実現に貢献するかについて、詳しく見ていきましょう。

「整理」と「整頓」、「片付け」の意味とは

まず、「整理・整頓・片付けとは何か」について考えてみましょう。

簡単にまとめると

整理」とは、「いるものと、いらないものに分けること」。

整頓」とは、「見た目を揃えて整えること」。

片付け」とは、「使ったモノを元の場所に戻すこと」。

と、いう意味です。

ちなみに「収納」とは、家具や箱などにきれいに収めることです。

きれいに収めるのはハードルが高いので、最初は意識するのはやめましょう。

家の中を快適にするためには

  1. いらないものを捨て
  2. 見た目を整えて
  3. 使ったら元に戻す

ことの繰り返しとなります。

すごく簡単なことみたいですよね。

整理・収納・片付けが続かない理由

では、なぜ家の中が散らかってしまうのでしょうか。

部屋が散らかっていく理由はさまざまですが、一般的な理由を4つ挙げます。

1. 忙しい日常

毎日忙しくて家に帰ると、体がくたくたで気力も尽き果てています。

部屋が散らかっていても、片付ける気力も湧かない。

元々苦手な片付けに割く時間やエネルギーは、とてもありません。

出したものをそのまま放置してしまい、その結果、物がそのまま放置されることに。

2. 片付けの習慣の欠如

片付ける習慣が身についていない場合、物を使った後に元の場所に戻すことがなく、そのまま放置されることがあります。

これが続くと、部屋がどんどん散らかっていくことにつながります。

3. 部屋に物が過剰にある

家に物があふれかえっていて、どこに何があるのかわからない。

部屋に余分な物があると、その物を収納する場所が不足し、自然と散らかってしまうことがあります。

物が多すぎるのは、部屋の見た目を乱雑にする原因にもなります。

4. 気分やモチベーションの変化

気分やモチベーションが低下すると、部屋を片付ける気力が湧かず、結果、散らかっていきます。

片付けが苦手な人は、この傾向が顕著になることがあります。

これらは相互に関連しており、一つの要因が他の要因を引き起こすことも。

例えば、忙しさが片付ける時間を奪い、その結果ストレスが増加し、さらに部屋が散らかっていくというように。

まさに負のスパイラルですね。

普段の生活で意識する、たった4つのこと

それでは片付けが苦手な人が、快適な空間を維持するには、どのようにしたらよいでしょうか。

最低限のポイントをご紹介します。

1. カテゴリーごとに仕分ける

物を整理する際には、カテゴリーごとに分類することが重要です。

例えば、衣類、書類、雑貨などのカテゴリーに分け、それぞれを使用する部屋に片付けます。

これにより、物の位置を覚えやすくなり、必要なものをすぐに見つけることができ、片付けもやりやすくなります。

2. 使わないものを捨てる

物を整理する際には、使わなくなったり必要でないものを捨てることが大切です。

物を減らすことで、スペースが広くなり、片付けがしやすくなります。

ただ、「不要なもの」かどうかを判断するのに時間を取られ、結局片付かないことも。

要・不要の判断がつきにくいものは、1カ所にまとめておきましょう。

普段使うものの邪魔にならないところに置いておけば、余裕ができた時に捨てるなりメルカリなどに出品するなりの判断が付くでしょう。

3. 収納用品を買わない

物を片付ける際には、棚などに物を入れなければいけません。

家にある収納ボックスなどを活用し、スペースを有効活用しましょう。

ただ、片付けを始める前に収納用品を新しく買ってはいけません。

部屋が散らかっているのは、単に物が収まる場所がないからではなく、物自体が多すぎることが原因であることも考えられます。

このような場合、新しい収納用品を買っても、本質的な解決にはなりません。

まずは部屋の中身を見直し、不要な物を処分した上で、必要な収納用品を検討することが、効果的な片付けの第一歩です。

4.きれいに揃え過ぎない

片付け教本のようなものには、「収納はそろえる」、「定期的に片付ける」などとありますが、すっ飛ばしても大丈夫。

キレイにラベリングされた収納ボックスが美しく並んでいる家も紹介されていますが、そんなことはやりません。

見えないところであれば、例えバラバラの段ボール箱であっても大丈夫。

部屋に物が散乱せず、物がどこにあるかが把握できていれば、充分快適に過ごせます。

「片付けしなければ」という重圧を抱えるより、思いっきり健全です。

まとめ

整理・整頓・片付けは、快適な生活空間を作り出す上で欠かせない要素です。

ただ、持続するのが難しいので、片付けに悩む人が多いのです。

家の中を快適にするためには

  1. いらないものを捨て
  2. 見た目を整えて
  3. 使ったら元に戻す

ことの繰り返しです。

これを自分が続けられるような「自分ルール」で繰り返しましょう。

片付けの専門書などに書いてあることは、参考に読む程度で大丈夫。

大事なのは、継続することなのですから。

整理・整頓・片付けの意味を理解し、実践することで、より充実した生活を送ることができるでしょう。

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